低用量ピルのガイドラインでは、授乳している方でも、産後6か月以上経っており医師が服用可能と判断した場合は使用可能とされています
ただし、授乳中の低用量ピル使用による母児への影響に関する報告は一致しておらず、重篤もしくは長期にわたるリスクが存在するか明らかではないとしています。
授乳中に低用量ピルを服用すると、母乳の量や質の低下や、母乳へ低用量ピルの成分が含まれ、赤ちゃんに影響が出る場合があります。
また、産後すぐの時期は血栓症のリスクも高い時期です。
自分の身体を守るためにも、低用量ピルは自己判断で服用を始めずに、医師の診察を受けてから開始しましょう。
監修医師:医療法人社団DMH 辛島史憲先生
参考:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン2020年度版