ピルの服用と体重増加に因果関係はありません
低用量ピルのガイドラインによると、ピルの服用と体重増加の間には因果関係はありません。
低用量ピルに含まれる女性ホルモン「黄体ホルモン(プロゲステロン)」には水分を溜めやすくする作用があります。
そのため、まだホルモンバランスを整えている段階であるピルの飲み始めは、一時的にむくみやすくなったり、体重増加がみられたりすることもありますが、それらの症状は次第に落ち着いてくることが多いと言われています。
医師監修:小林克弥
参考:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版
PILL FACTBOOK(経口避妊薬ファクトブック)