お薬の処方をご希望の場合には、診察室に入室し、医師にご相談いただくことをおすすめします
ピルを使って生理予定日を移動させる「生理日移動」には、生理を早める方法と、遅らせる方法の2種類があります。
低用量ピル、もしくは中用量ピルを服用して生理日を移動させます。
普段ピルを服用していない方が生理日移動を行う場合、中用量ピルを使用して行うことが多いです。
ただし、低用量ピルを使うかや中用量ピルを使うかは、普段から低用量ピルを服用しているかどうかや、受診のタイミングなど問診と診察を通して、医師が判断します。
なお、生理日移動は医師が指示をした服用方法で行うので、必ず医師の指示に従って服用しましょう。
副作用がご不安な場合には吐き気止めをピルと同時処方することが可能です。
■低用量ピルと中用量ピルの違いは?
低用量ピルと中用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンが配合されているお薬です。
違いは、配合されている卵胞ホルモンの量が中用量ピルの方が多いことです。
■以下を医師へお伝えいただくとスムーズです
・前回生理開始日:〇/〇
・次回生理開始日:〇/〇
・生理を避けたい日程:〇/〇~〇/〇
・吐き気止め希望:あり・なし
(ありの場合:〇錠必要)
その他
参考:産婦人科 診療ガイドライン ―婦人科外来編2023