使用しているお薬の種類によって対応が異なります
<オゼンピック・ウゴービ>
■次の投与予定日まで2日(48時間)以上の場合
気づいた時点で直ちに1回分を投与するその後は。その後はあらかじめ決められた曜日に投与してください。
■次の投与予定日まで2日(48時間)未満の場合
気づいた時点で直ちに1回分を投与する。以降は投与日から1週間おきに投与してください。
忘れた分を埋め合わせはしないようにしてください。
(※元々の投与日ではなく、打ち忘れに気付いた時点で投与した日)
==例①==
毎週日曜日に打つと決めていて、火曜日に打ち忘れに気づいた
⇨次の投与日は次の週の日曜日なので、次の投与日まで2日(48時間)以上
この場合は、気づいた時点で1回分注射を打ち、次の週の日曜日にいつも通り注射する
==例②==
毎週日曜日に打つと決めていて、土曜日に打ち忘れに気づいた
⇨次の投与日は日曜日なので、次の投与日まで2日(48時間)未満
この場合は、気づいた時点(土曜日)で1回分注射を打ち、以降は毎週土曜日に注射する
<マンジャロ・ゼップバウンド>
■次の投与予定日まで3日(72時間)以上の場合
気づいた時点で直ちに1回分を投与する。その後はあらかじめ決められた曜日に投与してください。
■次の投与予定日まで3日(72時間)未満の場合
気づいた時点で直ちに1回分を投与する。以降は投与日から1週間おきに投与してください。
忘れた分を埋め合わせはしないようにしてください。
(※元々の投与日ではなく、打ち忘れに気付いた時点で投与した日)
==例①==
毎週日曜日に打つと決めていて、水曜日に打ち忘れに気づいた
⇨次の投与日は次の週の日曜日なので、次の投与日まで3日(72時間)以上
この場合は、気づいた時点で1回分注射を打ち、次の週の日曜日にいつも通り注射する
==例②==
毎週日曜日に打つと決めていて、金曜日に打ち忘れに気づいた
⇨次の投与日は日曜日なので、次の投与日まで3日(72時間)未満
この場合は、気づいた時点(土曜日)で1回分注射を打ち、以降は毎週土曜日に注射する
※法的記載事項
・未承認医薬品等(異なる目的での使用)
<リベルサス・オゼンピック・マンジャロ>
本診療科目に用いるリベルサス・オゼンピック・マンジャロは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
<ウゴービ・ゼップバウンド>
本診療科目に用いるウゴービ・ゼップバウンドは肥満症の治療薬として厚生労働省に承認されています。BMIや疾患などの適応条件(BMIが27kg/m2以上であり2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する、または、BMIが35kg/m2以上など)を満たさない方は、適応外処方となるため万が一重篤な副作用が出た場合も国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
・入手経路等
提携クリニックで処方するリベルサス・オゼンピック・マンジャロ・ウゴービ・ゼップバウンドは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
・国内の承認医薬品等の有無
リベルサス・オゼンピックと同成分(セマグルチド)の注射製剤ウゴービおよびマンジャロと同成分(チルゼパチド)の注射製剤ゼップバウンドが、条件付きで肥満症の治療薬として国内で承認されています。
・諸外国における安全性等に係る情報
<リベルサス・オゼンピック・マンジャロ>
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。
<ウゴービ・ゼップバウンド>
アメリカ食品医薬品局(FDA)において過体重や肥満の体重管理の薬剤として承認されています。